バーモントカップ

記念すべき第10回大会となる
U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2022で
malva future select が初優勝!

今大会は、欧州よりFCバルセロナ、ユベントスFCに加えてJクラブ予選・街クラブ予選を勝ち抜いたチームを含めた合計32チームが千葉に集結して開催されました。U-12年代における11人制サッカーの世界No.1を決める大会として日本のクラブチームと海外強豪クラブが優勝を目指して戦います。

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジとは?

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジは、日本全国の子供たちが世界のトップチームと戦うことができる貴重な大会で、2014年の大会から街クラブ枠を設け、参加チームが増えました。欧州クラブなどの海外強豪クラブ、国内予選を勝ち抜いたJリーグ下部組織、街クラブ予選を勝ち抜いた各地域の強豪クラブ、各種選抜チームがしのぎを削り、同年代での本気の勝負が繰り広げられます。2013年に行われた第1回大会では、当時FCバルセロナに所属していた久保建英選手も出場して活躍した大会です。

2022年U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ 優勝!

2022 U-12 JuniorSoccer World Challenge CUP

malva future select 快進撃!

4日間にわたって行われた、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2022。今大会は3年ぶりにFCバルセロナ、ユベントスといった海外勢も参加しました。
malva future selectは、圧倒的な個人技をベースに局面で優位に立つとともに、高い決定力を見せ、見事優勝を果たしました。

【試合結果】
<予選ブロック>
〇2-0 vs 栃木 SC U-12
〇2-0 vs バルサアカデミー選抜
△1-1 vs バディーサッカークラブ

<決勝トーナメント>
■1回戦
〇3-0 vs ジェフユナイテッド市原
■準々決勝
〇4-0 vs YF NARATESORO
■準決勝
〇3-1 vs 湘南ベルマーレアカデミー選抜
■決勝
〇2-2 (PK 9-8) vs ヴィッセル神戸
大会動画ワールドチャレンジカップ2022の大会の様子はこちら!
大会アルバム 写真で振り返る2022年大会の様子!
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2022年ワールドチャレンジ出場選手

malva future select Player 2022 malva-fc U12
選手名 所属校 所属クラブ
中田 舷太 小学6年 浦安校・新浦安校 FC HANAZONO
長井 健 小学6年 水戸校 F.C.LAZOS MITO
臼井 幹太 小学6年 浦安校 無所属
細川 健 小学6年 浦安校 江東FRIENDLY-SC
鈴木 陸 小学6年 水戸校 新荘常磐SSS
オツコロ 海桜 小学6年 浦安校 FC LAVIDA
小林 龍聖 小学6年 浦安校 江東FRIENDLY-SC
齋藤 陸 小学6年 浦安校 大森FC
郷内 煌生 小学6年 浦安校 FC LAVIDA
乾 大我 小学6年 浦安校 浦安イーストジュニアFC
佐藤 修吾 小学6年 浦安校・津田沼校 小栗原FC
笠井 作彌 小学6年 浦安校 国分寺第五サッカークラブ
選手名 所属校 所属クラブ
堀ノ内 湊大 小学6年 浦安校・横浜校 太尾FC
籏野 夏輝 小学6年 浦安校 平山サッカークラブ
荒井 瑞樹 小学6年 浦安校 江東FRIENDLY-SC
田中 愛純香 小学6年 浦安校 大久保SC
阿久津 大空 小学6年 浦安校・横浜校 malva SC
平川 結集 小学5年 浦安校 コラソン千葉
浜田 拡希 小学6年 浦安校・さいたま校 FCリアル
軍司 海空 小学6年 水戸校 FCヴェレン大洗
古屋 景伍 小学6年 浦安校 江東FRIENDLY-SC
岩杉 颯太 小学6年 浦安校 FC LAVIDA

Daiwa House MVP 賞

Most Valuable Player
オツコロ 海桜

大会MVPにはmalva future selectからオツコロ 海桜(cap)が選ばれました!

Q:準決勝、決勝とゴールを決めましたが、今大会、何点取りましたか?
海桜:9点です。

Q:決勝戦を振り返って、感想を聞かせてください。
海桜:みんなと一緒に力を合わせていつもよりガンガン攻めて、勝てて良かったです。

Q:終了間際に、勝ち越しゴールを決めたときの気持ちは?
海桜:みんながボールを託してくれたので、ありがとうという気持ちでした。ゴールを決めたときは(PKならずに)勝てると思いました。

Q:決勝の相手、ヴィッセル神戸の印象は?
海桜:裏抜けが上手だったので、ディフェンスをしなければいけないときもあったけど、仲間がみんな守ってくれたので、僕が攻めることができました。

Q:得意なプレーは?
海桜:2点目のゴールシーンのような、ボールを持って仕掛けるプレーです。

Q:好きな選手はいますか?
海桜:クリスティアーノ・ロナウドのように、どんどん攻める選手が好きです。

Q:将来の夢は?
海桜:海外で活躍する選手になりたいです。行きたいチームはバルセロナかパリ・サンジェルマンです。

Q:決勝戦はバルサの人たちも見ていましたね。
海桜:目にかけてくれたかなというか、ちょっとは覚えてくれたらいいなと思います。

Q:大会を通してチームの成長を感じられた部分は?
海桜:普段は中学生と一緒にやっているので、できないところもあるのですが、このピッチに立って、前よりは成長できたと感じることも多かったので、とても良い。

Q:年齢的には来年も出場資格があります。もし出たらどんなプレーをしたいですか?
海桜:どんどん攻めて、得点王になりたいです。

Q:マルバで身についたことは、どんなことがありますか?
海桜:一人ひとりの個人技がとても上手いので、自分も上手くなれるように頑張ろうという気持ちが身につきました。

監督からのメッセージ

Coach Messege
malva future select監督 malva future select 監督

浅野智久

子どもたちが工夫をしながら狙いを持って、1人、2人が絡んでどうボールを奪うかというところはやれましたし、攻撃を見せる部分では、ドリブル、パス、フリーランを絡めて、その大きさが20m、30m、50m、60mと広がって、大きな展開になると楽しいですよね。

バルセロナを見ても、一人ひとりの役割がすごくて、あんなふうに躍動できたらいいなと思ってずっとやってきたので、ワーチャレで表現できたかなと思います。あとは、7番のオツコロ海桜、10番の郷内煌生を始め、マルバの選手たちを、たくさんの人に見てもらうことができて良かったです。

U-12の年代もそうですが、中3ぐらいまでは、個人のアイデアを尊重する部分があっても良いと思っています。たとえば「デュエル」にしても、いまの日本のやり方は、身長130cmの小学生と175cmの小学生が、同じようにデュエルで戦うことを求めます。でも、それでいいの? って、僕は疑問に思っています。

たとえば守備にしても、相手への寄せ方、プレスのかけ方、かけなさ具合などは、それぞれ体格によって適したやり方があるはず。足の長さもスピードもみんな違う中で、統一するのが本当に良いことなのかなって。
マルバには小さい子もたくさんいますが、彼らなりの行き方、ボールの奪い方を考えてやっています。あとは僕がシステムを作って、やり方を決めて、強制するのは避けたい。子どもたちの考えやアイデアの方が勝っていて、「お前のそっちの考えの方がいいじゃん!」っていうのも普通にありますから。

でも、ゲームを成立させるために、ある程度この辺はこうしようというのはあります。だからポジションは決まっていなくて、13番(笠井作彌選手)が1人で守れそうだから、この辺は1人で守ろうね。じゃあこの子が出て行ったときは、周りが気にしてあげた方がやりやすいよね。じゃあ君はこうやった方がいいけど、この子が気づかなかったら、前の子が気づけばいいよねっていう形です。

準決勝では「前でボールを奪う」というミッションを作りました。ベルマーレは前線の9番(三枝己剛選手)、10番(末廣大翔選手)にボールを入れてくるので、その二人に入れさせないためには、前からどうプレスをかけていけばいいのか。前でボールを奪えたら、いい攻撃になるのでやってみようと。そこでエラーが起きたときに、「なんでだろう?」と、子どもたちが考えますよね。

僕が試合中に「ナイス!」と言っていたのは、プレーが成功したからではなく、考えてプレーしていた子に対して、ピンポイントに「ナイス!」という言葉をかけていたんです。その繰り返しが彼らを成長させてくれるし、バルサだったり、世界に行けるような選手になっていくのではないかと思っています。

まず1対1でボールが運べて、ボールを運ぶことによって、周囲の選手のマークにどう誤差が生まれるかを感じられるようになればいいなと。それはボールを持っている選手も、周りにいる選手もそうで、それを感じられるようになれば成立します。

あとは何が切られていて、何が切られていないなど、それも見ることができればいいですよね。意識としては、このプレーのほうが得かなとか、相手が困ってるなとかを感じることです。

選手も僕も、成長できた場でした。実は僕、11人制のサッカーの監督をするのが初めてなんです。練習場所も40m×20mのフットサルコートですし。大会前に、11人制の練習試合を2試合だけやっただけでした。

選手の適正ポジションも、配置も見つけられないまま、大会を通して、選手の良いところを見つけていきました。その積み重ねで、ここまでやれるんだなと感じました。

参照:サカイク  守備の練習をしたこともなく11人制も初めてなのに優勝、個人の技術と戦術を磨くマルバスクール選抜の強さの理由
浅野智久監督 インタビュー記事
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